
入園前に生活リズムを整えていきたいけどなかなかうまくいかない…



イヤイヤ期で何をするにも時間がかかる…



切り替えができない子どもに怒ってしまい自分がイヤになる…
このようなお悩みを持つ方に向けた記事です。
2歳児の生活リズムは乱れがち
イヤイヤ期真っ只中の2歳児を育てていて、次のようなことで悩んでいました。
- なかなか寝てくれない
- 寝るのが遅いから朝起こすのが大変
- 変な時間にお昼寝しちゃう
- 次の行動に移ろうとするたびにイヤイヤが発動
保育園に通わせずにおうちで子育てをしているので、同じ年齢の子はどんな感じで生活しているのかわからず、
このままでいいのか不安になることがよくあります。



もうすぐ幼稚園に通わせる予定だけどこんなんでいいのやら…。
でも、情報共有のためにママ友を作る勇気&気力もないし…。
同じようなことで悩む人もいるのではないでしょうか。
そこで最近、子どもの生活リズムが整う簡単な方法を発見したのでご紹介します!
イヤイヤ期にはスマホのアラームが効果的


結論、スマホのアラームで時間管理をするだけで子どもの行動が劇的に変わりました。
お金も時間も手間もほとんどかかりません。
どんなふうに変わったか
少なくとも、わたしの子どもはこの方法で、
短期間のうちにスパッと行動を切り替えられるようになりました。
こんなかんじです。
- 着替えがイヤで全裸で3時間逃げ惑う
- 公園で帰るのがイヤで手をつなぐのも抱っこも拒否
- 寝る時間にベッドを抜け出し探索活動開始
- 時間になると「〇〇のお時間だ」と行動するように
- 就寝時刻になると、自分からベッドに向かう
- 毎日の起床・ご飯・就寝時間が安定した
おかげで日々の生活がだいぶラクになりました。
必要なもの
スマートフォン
たったこれだけです。
いまどき、スマートフォンは誰でも持っていると思うので、特別に用意するものはないですね。
手順
いたってシンプルです。
手順ごとの詳細は以下です。
1.アラームの設定時刻を決める
理想的な生活リズムをイメージしてアラームを鳴らすタイムスケジュールを決めます。
参考に、わたしが設定しているアラームの時刻は次の通りです。
<参考>アラーム設定時刻の例
6:00 | 起床 |
---|---|
6:15 | 朝ごはん |
7:00 | お着替え |
7:30 | おでかけ |
11:00 | 帰宅 |
12:00 | お昼ごはん |
13:00 | お昼寝 |
14:00 | 起床&おでかけ |
16:00 | 帰宅 |
17:00 | 夕ごはん |
18:00 | お風呂 |
20:00 | 就寝 |
2.アラームをセットする
わたしはiPhoneユーザーなので、iPhoneの画面で説明します。
こんなかんじで各種項目を設定します。


使いやすいように各項目を設定してみてください。
ラベルには、時間とサウンドをいれておくと管理しやすくて便利ですよ。
個人的に、スヌーズはOFFにしておくことをおすすめします。
いちいちアラームを解除するのが面倒なので。。。
また、設定するサウンドについては、こちらもご覧ください。
3.アラームが鳴ったら一緒に行動する
子どもに行動を促すだけでなく、親も一緒に行動すると、アラームに説得力が生まれます。
また、



おきがえのお時間だ!着替えないと!
といった感じで、多少焦った感じを演出すると、
子どもも一緒になっていそいそと動き出してくれるのでおすすめですよ。
注意点
1点だけ注意したいのが、スマートフォンがなったら困る場面ではアラームをOFFにしておかなければならないということ。
アラームにはマナーモードが適用されない場合があります。
イベント参加や公共交通機関の利用時など、スマートフォンの音が周囲の迷惑になってしまう場面ではあらかじめアラームをOFFにしておきましょう。
わたし自身、うっかりアラームを切り忘れてあわててしまったことが何度かあります…!
アラームが時間管理に有効な理由


どうしてアラームによって子どもが行動を切り替えられるようになるのが、自分なりに考察してみました。
【親→子】の関係から【アラーム→親&子】の関係に変わる
アラームで時間を管理することで、「親」と「子ども」の主従関係を転換させることができます。
そもそも、なぜイヤイヤ期の子どもは親に反抗するのでしょうか。
イヤイヤ期は「自立心の芽生え」です。
つまり、「親の言いなりになりたくない!」という状態なので、親に反抗します。
一方、アラームで行動管理をする場合、子どもが従うのは「親」ではなく「アラームの音」です。
そして、「親」は「一緒に行動する仲間」となります。
その結果、「仲間」である親の声掛けには、素直に応じてくれます。
絶対的な「時間」という存在
親が子どもの行動を促す声掛けをする場合、
どうしても親の都合で子どもをコントロールしている感じになります。
それだと、イヤイヤ期の子ども側が反抗したくなるのも当然のことです。
一方、「時間」が理由であれば、それは親の都合ではなくなりますね。
親が時間を決めているのだから、結局は親の都合では?
という疑問も浮かぶかもしれません。
しかし、時間を設定した親自身も時間に従わなければいけなくなります。
そのため、時間を決めることで親と子どもが対等な関係になれるのです。
事実、世の中のたいていのことが時間によって管理されています。
- 幼稚園・保育園・学校の生活
- お店・施設の営業時間
- 公共交通機関の運転時間 など
小さい頃から時間を守る習慣をつけておくと、将来的にも役立ちそうですよね。
アラームの音が行動のきっかけとなる
単純に「行動のきっかけとなる」ことも、アラームが子どもの生活管理におすすめの理由です。
子どもに限らず、人は「やり続けること」よりも、「切り替えること」にエネルギーを使います。
慣性の法則みたいなものです。
エアコンも、つけたり消したりを繰り返すよりもつけっぱなしの方が消費電力が少なく済みますよね。
アラームの音は、最もエネルギーが必要となる「切り替えのタイミング」にきっかけを与えることで、
行動を起こす手助けとなるため、イヤイヤ期の子供の生活習慣を管理するのに有効です。
子どもの生活をアラームで管理する際のポイント


最後に、「スマホアラーム生活」で、子どもの生活リズムを整えるために押さえておきたいポイントを解説します。
子どもの好きなサウンドを設定する
アラームをより効果的に活用するためには、子どもの好きなサウンドを設定するのがおすすめです。
わたしの子どもは童謡が大好きなので、童謡のオルゴール版を購入して設定しています。
イメージは「夕方のチャイム」です。
また、行動の目的ごとにサウンドを設定すると、「この曲がなったら〇〇の時間」というように習慣づけられるのでおすすめですよ。
わたしの場合、こんな感じで設定しています。
- 朝ごはん→ぞうさん
- おでかけ→ぶんぶんぶん
- 帰宅→しゃぼん玉
- 就寝→きらきら星 など
ほかにも、アニメ好きなお子さんならアニメソング、電車好きなお子さんなら発車メロディーなど、
お子さんの好みに合わせてアラームのサウンドを決めてみてください。
スケジュール通りに生活できなくても気にしない
用意周到にアラームを設定すると、きっちり守りたくなるかもしれませんが、
多少予定が狂っても落ち込むことはありません。
たしかに規則正しい生活を送れるようになったら最高ですが、
あくまでもアラームは行動のきっかけにすぎない
ことを心にとどめておきましょう。
予定をきっちり決めてしまったせいで、ストレスの要因が増えてしまっては本末転倒ですからね。
アラームが鳴るまでは急かさない
アラームを設定して時間管理をしている間は、
「あと◯分で〜の時間だよ」
「もうすぐ〇〇するよ」
といった声掛けはできるだけ控えた方がよいかなと思います。
親からの声掛けが多いと、親に支配されている感覚が強くなってしまうからです。
わたしは子どもと対等でいたいので、「親自身もアラーム(時間)に従う仲間である」ことを意識しています。
時間を意識して生活していると、ついつい声をかけたくなってしまいますよね。。。
でも、親からの声掛けはグッとこらえて、最低限に留めるように意識してみましょう。
イヤイヤ期こそ!スマホのアラーム機能がおすすめ
いろいろ書きましたが、伝えたいことは「スマホのアラームで生活管理をすると便利だよ」ということです。
それに、チャイムの時間やサウンドを自分で自由に設定できるって、なんだかワクワクしませんか?
お金も時間も手間もかからずに試せる方法なので、ちょっとでも気になったら今すぐ設定してみてください。
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